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Googleスプレッドシートで重複チェックをスマートにする方法

Google Spreadsheet(グーグルスプレッドシート)でリサーチ内容のDBをまとめることってけっこうあると思うのですが、DBの数が増えてきたり複数人で更新していたりすると重複が出てきてしまったりしますよね。

今回はそんなケースへのスマートな対処法を紹介します。

条件付き書式を使ってあげる

たとえば、以下のようにIT系の企業でリストを作っているとしましょう。挙げている企業はパッと思い浮かんだ企業で特に意味はありません。 f:id:show_motto:20181202190930p:plain

ここでもし追加した企業名が既にリストにある場合に感知できるようにしたい。たとえば、以下のような状況で、この場合は「メルカリ」が重複しています。

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さて、では対処方法をみていきましょう。

まず、対象となるセルを選択して、「条件付き書式」をクリックします。 f:id:show_motto:20181202191131p:plain

そこで、「セル書式設定の条件」で「カスタム書式」を選択し、今回はB列における重複を確認することが目的のため、以下のような数式を入力します。 f:id:show_motto:20181202191250p:plain

これを実際に実効してみると、こちらのように色が付きました。これですぐに重複を感知することができます。別セルで同様に COUNTIF 関数を用意するのもありですが、そのためだけに列が増えてしまうのは見た目的にあまりよろしくないというケースもあるかと思いますので、こちらの方法はその点でも便利です。 f:id:show_motto:20181202191547p:plain

ちなみに、COUNTIF関数は、以下のように、範囲と条件の2つの変数から一致する要素の個数を返してくれます。

COUNTIF(範囲, 条件) 範囲内で条件に一致する要素の個数を返します。

  • 範囲:条件の検証対象となる範囲です。
  • 条件:範囲に適用するパターンまたはテストです。

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というわけで、本記事では Google Spreadsheet でリスト作成する際の重複チェックをスマートにする方法について解説してみました。ぜひ使ってみてください。

© 2018 Motoki Yoshida