書評
映画も公開されたということもあり、漫画『キングダム』を1巻から読み直しています。 その中で、特にグッときたシーンがありました。45巻で秦王の贏政が斉王と会談をする場面です。 キングダム 45 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)作者: 原泰久出版社/メー…
慶應義塾大学の坂井豊貴教授の「暗号通貨vs.国家」を読んでみました。 マーケットデザイン観点での暗号通貨についての記述もあり、なかなかおもしろかったです。 マーケットデザインを専門にする坂井先生の著書「暗号通貨vs.国家」面白かった。通貨の普及に…
睡眠に関する書籍はいくつもあるし、同じようなことが書かれていることも多いですが、本書『SLEEP』を読んで改めての発見もあったので、簡単にメモをしておきます。1つアクションを上げるとするならば、イングリッシュアイビーかサンセベリア(観葉植物)を…
「書籍の出版は実際に本を出してみるまでその成否は分からない。」 今、そんな「常識」が変わろうとしている。そう思わせてくれる1つのサービスが技術書クラウドファンディング「PEAKS」だ。 昨年の4月に、PEAKS で「ゼロから創る暗号通貨」という書籍のプロ…
SHOWROOM 前田裕二さんの『メモの魔力』という本を読んでみた。「メモ」というとノウハウ本のように感じてしまうが、これは単なるノウハウ本ではなく、前田さんの日常的な思考法を描いた本であり、メモ以外にも応用可能な内容だった。 以下では、本書の内容…
最近はメルカリに転職する友人も増え、一人のユーザーとしてもお世話になっているメルカリ。個人的な印象としては、創業からあっという間にユニコーンとなりマザーズ上場を成し遂げていった銀河系集団という印象が強かったが、この本を読んで、良い意味でそ…
ホリエモンこと堀江貴文さんの新著がなかなか面白かったので、メモがてら簡単に内容に触れていきます。堀江さんの本は同じ内容を再編集しているだけだという人もいるようですが、その意見については、そもそも時代に併せて再編集することは価値があることだ…
最近ブログの更新が滞っていたので、読書メモ的な形で軽めの記事でも更新していこうかなと思い、久しぶりにブログのエディタを開きました。 今回読んだのは、元P&Gでそこから日産自動車や資生堂と外資系企業から日系企業までを「マーケティング」一筋で渡り…
本書は、一言でいうと、企業内の新規事業についてアンケートを元に科学した本だ。新規事業について、その戦略論については数多の本が出ているが、その現場について統計データで分析を試みた本は珍しいだろう。そもそも、そのような統計データを集めるところ…
この本では、テクノロジーがさらに進化した未来において、「経済」「社会」「日本」はどうなっていくのかについて、Joi こと伊藤穰一さんの視点で描かれている。ここでいうテクノロジーとは、具体的には、人工知能(AI)、仮想通貨及びブロックチェーンのこ…
第二回のペア読書はこちらの本で実施してみました。第1章については、基本的なAI(人工知能)のおさらい的な内容。普段からAI関連の書籍を読んでいる方は読み飛ばしてしまってもよいでしょう。2章は、本書の肝につながるベーシックインカムについて詳細に思…
はじめに チームをリードする立場となり、日々会議を仕切ることは多くなった。 ただ、どこか会議の運びが上手くいっていないという違和感は自分の中にあり、その解決策として手を出したのが『ファシリテーションの教科書』という本であった。 ファシリテーシ…
2016年10月号のハーバードビジネスレビューに面白いコラムが載っていたので、ここで少し考えてみたい。まずは、本文内でも振られていたエピソードを読んで頂きたい。 ハンガリー軍の偵察部隊がアルプスの雪山で、猛吹雪に見舞われ遭難した。彼らは吹雪の中で…
"The One World Schoolhouse"を読み終えた。 オンラインビデオ学習サービス「Khan Academy」の創始者 Salman Khan の熱がこもった一冊だ。 筆者は、アメリカの教育問題にとどまらず、世界全体の教育について語っている。オンラインビデオという媒体はそれを…